東日本大震災に伴う東京への避難者について都は、都営住宅や民間施設などで受け入れを行ってきましたが、その一つである「旧グランドプリンスホテル赤坂」が6月30日で利用期限を迎えます。
ここに入居している避難者の子どもたちが、千代田区内の小中学校に通っていますが、少なくとも1学期の間は転向せずに学校に通うことができるよう、近隣の公的宿泊施設などの活用を強く求めました。また、その後についても可能な限り、公的施設や旅館などを活用するなど最大限の配慮をするよう要望しました。
2011年5月26日木曜日
夕張市長の表敬訪問を受けました
元・都庁マンから転身して北海道・夕張市長に全国最年少の30歳で当選した鈴木直道さんが都議会を表敬訪問されました。「夕張のために頑張ります。東京からぜひご支援を」とフレッシュな決意を語っていました。
鈴木市長は、都庁職員の立場で財政再建中の夕張市に派遣され、都のノウハウを生かしながら夕張のために働いてきた人です。そして、夕張の皆さんに推されて、今年の市長選に立候補し、見事に当選を果たしました。今後の活躍に大いに期待したいと思います。
鈴木市長は、都庁職員の立場で財政再建中の夕張市に派遣され、都のノウハウを生かしながら夕張のために働いてきた人です。そして、夕張の皆さんに推されて、今年の市長選に立候補し、見事に当選を果たしました。今後の活躍に大いに期待したいと思います。
都内団体から被災地支援などで要望受ける
各団体の皆さまは、それぞれの業務などの特性を生かし、震災発生直後から被災地の支援に取り組んでいます。それだけに、お伺いした要望は詳細かつ具体的なものばかりで、今後、しっかりと都に対して対応を求めていきたいと思います。
2011年5月11日水曜日
福島の被災地で東京都からの支援について要望を聞く
5月7~8日、福島県の被災地を訪れ、商工・農業団体代表、漁業関係者、避難所の被災者の皆様から、たくさんの要望をお聞きしてまいりました。6月の東京都議会第2回定例会に提案される1000億円規模の被災地支援の都補正予算に、被災地の要望をしっかりと反映させていきたいと決意しています。
7日は最初に、福島県自治会館内に都が開設している「福島県東京事務所」に行き、都から派遣されている都の幹部職員らと意見交換しました。東京事務所では県内の災害対策とその支援について、福島県と連携をとるために設置したものです。今後の課題や更なる都の支援について、さまざまな情報を得ました。
そのあと福島市内で、福島県商工会連合会、福島商工会議所、JA全農福島、JA福島中央会、福島県中小企業団体中央会の方々と1時間半にわたり、じっくりと懇談しました。この中では、風評で深刻な打撃を受けている県内の産業に対する都からの支援策について多くの提言をいただきました。
8日は、巨大津波で漁港が壊滅的被害を受けた相馬市に移動し、漁業関係者や相馬市長と懇談しました。築地市場など大きな市場を抱える都として、福島の海産物の消費確保や、漁港の復旧への支援、さらには相馬の朝市や野馬追いに都民がどんどん来て元気にしてほしい、など具体的な要望を受けました。
今回は3か所の避難場所も訪問し、原発事故で先行きが見えない中で厳しい生活を余儀なくされている被災者から、生活再建への支援など多岐にわたる要望をお聞きしました。
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