東京都は来年度予算の知事査定で、公明党が提案・推進してきた「被災地応援ツアー」を来年度も福島県への旅行について実施することを決めました。日帰り客には1人1500円、宿泊客には1泊3000円を2泊まで補助します。
甚大な打撃を受けた被災地の地域経済を支援するため、昨年9月からスタートした都の「被災地応援ツアー」は、岩手・宮城・福島県などを観光旅行する都民等に1泊あたり3000円を補助するもので、都は5万泊分を用意しました。
ツアーは約130の都内旅行事業者が取り扱っており、用意した枠を早々と完売した事業者が出るほどで、観光客が激減した被災地から喜ばれています。
しかし、原発事故の影響で福島県の観光は回復が鈍いため、私は昨年の都議会経済・港湾委員会で「被災地応援ツアー」の来年度継続を強く要望しました。さらに第4回定例会の代表質問でも都議会公明党は継続を求め、都が検討を進めていました。
都議会公明党は昨年5月、被災各県へ調査団を派遣しましたが、私も参加した福島県で商工団体の代表の皆様から観光支援への強い要望を受け、都知事に具体策を申し入れて実現したのが「被災地応援ツアー」でした。
来月から始まる都議会第1回定例会で「被災地応援ツアー」を含む被災地支援策をしっかりと審議し、実現を図ってまいります。