2012年12月18日火曜日

被災地の視覚・聴覚障がい者を招いてのバリアフリー映画上映会


宮城県仙台市の「MOVIX仙台」で本日午後、視覚・聴覚障がい者のための音声ガイド・字幕付きバリアフリー映画上映会が開催され、私も同僚議員とともに参加してきました。

これには村井嘉浩・宮城県知事も出席しました。挨拶した村井知事は、東日本大震災を踏まえ、障がい者への「情報保障」の重要性を強調しながら、この日の上映会開催を祝しました。

入場受付では、用意されたFMラジオが配布されました。このラジオを通じ、セリフとともに画面の情景を語るガイド音声を聴くことができ、視覚障がい者も映画を楽しむことができます。

聴覚障がい者の方々のためには、映画のセリフに字幕が付きます(日本語セリフに日本語字幕)。必要に応じて場面の音も表示されます。字幕は高齢者にもやさしいサポートになります。

上映されたのは12月22日から全国ロードショー予定の「大奥」です。テレビで人気の番組を映画にしたものです。

民間企業の住友商事が中心になって実施したイベントですが、宮城県と東京都が後援し、宮城県内の障がい者の方々のほか、仮設住宅の住民の方々もご招待しました。

上映後、仙台市内から参加したという視覚障がい者の方と懇談しましたが、「大変よい取り組みです。映画を心から楽しむことができました」と語っていました。

宮城県議会公明党の石橋県議や仙台市議会公明党のメンバーも参加しました。都議会公明党が今年9月の都議会代表質問において被災地支援事業として実施を提案し、石橋県議や仙台市議会のメンバーとのネットワークを生かして推進してきました。