2015年1月7日水曜日

中野区初のサービス付高齢者向け住宅

 東京・中野区に区で始めての「サービス付き高齢者向け住宅」が完成し、1月7日、内覧会に行ってきました。「かがやきの季(とき) 中野南台」(中野区南台3-46-5)という3階建ての同住宅は28の居室を備えており、介護・医療との連携により、高齢者が安心して居住できるようになっています。

 日常的な安心サービスとしては、1日3回直接、入居者の安否確認をするほか、入居者の動きを自動的にキャッチする「人感センサー」を各部屋に設置して安否を確認します。また、具合が悪くなったときには、部屋に設置されている緊急通報ボタンやペンダント型の携帯緊急通報装置を押すと、24時間いつでも職員が駆け付けて対応します。

 宅急便の預かりなど居住者不在時の対応や、タクシーなどの手配、希望者の居室までの食事運び、部屋の前までのゴミ収集など、職員による「コンシェルジュ・サービス」も行われます。さらに施設内での食事サービス(有料)も提供されます。

 介護・医療サービスについては、株式会社ウィズネットによる居宅支援事業所やホームヘルプサービス事業所が併設されるほか、悠翔会「在宅クリニック早稲田」による訪問診療・緊急対応が行われます。また、中野区江古田にある総合東京病院とも医療連携します。