神奈川県箱根町議会の西村和夫議長、川端祥介副議長が27日、都議会公明党を訪れ、火山活動の活発化による風評被害が広がり、同町の観光に影響が出ているとして、東京都からの積極的な支援を求めました。
応対した高倉良生ら都議会公明党は、正確な情報の周知を図りながら、全力で応援していく考えを示しました。
2015年5月27日水曜日
2015年5月22日金曜日
幼稚園の満3歳児の受け入れ補助の創設で質疑
東京都私立学校助成審議会が5月20日、都庁内で開かれ、高倉良生は幼稚園における「満3歳児受け入れ補助」の創設について質疑を行いました。
同審議会は東京都の私立学校への経常経費補助金配分の基本方針や私立学校振興助成に関する重要事項について、知事の諮問に応じて審議する機関です。
平成27年度の都の私立学校助成予算は総額1762億円余(前年度比1.3%増)。この日の審議会では、27年度予算の内容や26年度予算の執行状況、27年度の私立学校経常費補助のうち特別補助の配分額などについて審議しました。
この中で高倉は、3歳の誕生日を迎えた子どもを年度途中で幼稚園に入園させ保育する「満3歳児受け入れ補助」について、従来の「3歳児保育」との違いや受け入れ実績を質しました。
都は幼稚園における3歳児の就園の促進を図るため、「3歳児就園促進補助」(3歳になった年の4月に入園)を実施していますが、都私学部の答弁によると、昨年度は9割以上の園が対象になっています。一方、「満3歳児」の受け入れを行っている幼稚園は年々増加し、昨年度で54園(受け入れ人数171人)になっています。
「満3歳児」の受け入れが増加している要因として、一人っ子家庭の増加や地域で異年齢の子どもと接する機会が少なくなっている中で、早いうちに幼稚園に入学させ、多くの子どもとふれあいながら優れた幼児教育を受けさせたいと望む保護者が増えていることが考えられます。
高倉は「質の高い幼児教育を行ってきた私立幼稚園において、早期の受け入れ態勢が整うのは望ましいことであり、今後もさらに推進してほしい」と、都の取り組みを求めました。都の「満3歳児受け入れ補助」は平成28年度に新設されます。
同審議会は東京都の私立学校への経常経費補助金配分の基本方針や私立学校振興助成に関する重要事項について、知事の諮問に応じて審議する機関です。
平成27年度の都の私立学校助成予算は総額1762億円余(前年度比1.3%増)。この日の審議会では、27年度予算の内容や26年度予算の執行状況、27年度の私立学校経常費補助のうち特別補助の配分額などについて審議しました。
この中で高倉は、3歳の誕生日を迎えた子どもを年度途中で幼稚園に入園させ保育する「満3歳児受け入れ補助」について、従来の「3歳児保育」との違いや受け入れ実績を質しました。
都は幼稚園における3歳児の就園の促進を図るため、「3歳児就園促進補助」(3歳になった年の4月に入園)を実施していますが、都私学部の答弁によると、昨年度は9割以上の園が対象になっています。一方、「満3歳児」の受け入れを行っている幼稚園は年々増加し、昨年度で54園(受け入れ人数171人)になっています。
「満3歳児」の受け入れが増加している要因として、一人っ子家庭の増加や地域で異年齢の子どもと接する機会が少なくなっている中で、早いうちに幼稚園に入学させ、多くの子どもとふれあいながら優れた幼児教育を受けさせたいと望む保護者が増えていることが考えられます。
高倉は「質の高い幼児教育を行ってきた私立幼稚園において、早期の受け入れ態勢が整うのは望ましいことであり、今後もさらに推進してほしい」と、都の取り組みを求めました。都の「満3歳児受け入れ補助」は平成28年度に新設されます。
2015年5月19日火曜日
ペットと高齢者が一緒に暮らす特別養護老人ホーム「さくらの里山科」を訪問しました
高倉良生は5月19日、神奈川県横須賀市にある特別養護老人ホーム「さくらの里山科」を訪問しました。高齢者がペットの犬・猫と一緒に入居できる全国でも珍しい特養です。行き場を失い、保健所に保護された犬・猫も受け入れています。施設で暮らすペットたちは、高齢者の生きる力を蘇生させる存在になっています。
特養を運営する社会福祉法人「心の会」は平成12年から主に在宅介護事業に取り組んできました。その中で、ペットを飼っている在宅高齢者自らが介護が必要になったとき、ペットの世話に困る姿を数多く見てきました。泣く泣くペットを保健所に送り、その後、生きる気力を失って亡くなった人もいたそうです。
そこで、平成24年に特養を開設するにあたり、高齢者がペットと同居できるフロアを設け、「伴侶動物福祉」と呼ばれる独自の取り組みを始めました。2階にある4つのユニットを犬・猫それぞれと暮らせる部分とし、動物嫌いやアレルギーのある人との居住スペースを明確に分けました。
高齢者が飼っていた犬・猫と一緒に入居できるほか、高齢になってペットを飼うことをあきらめていた人に再びペットと一緒に暮らす場も提供しています。そのため、保健所に保護された犬・猫をボランティア団体を通じて引き取り、施設で飼育しています。
里親が見つかりにくい高齢や障害のある犬・猫、中型の雑種犬を積極的に引き取っています。これは動物の殺処分減少にもつながっています。
施設長の若山三千彦さんによれば、高齢者がペットをなでたり、一緒に遊んだりすることで、身体機能が向上するケースも多いそうです。また、感情
の起伏が少なかった人が、ペットの名前を呼び、自ら近寄っていくことで、生きいきとした感情が蘇り、認知症予防につながるなど、ペットと一緒に暮らすことでしか得られない効果があるようです。
犬と暮らすユニット、猫と暮らすユニットの生活の様子を見ましたが、犬・猫が普通の家庭と同じように自然に暮らしており、一緒に生活する高齢者の笑顔が印象的でした。職員についても、希望を募って動物好きの人を配置しているとのことでした。
高倉良生は先ごろ、東京・世田谷区にある都の動物愛護相談センターを訪問しましたが、飼い主の死亡や入院などによって同センターで犬・猫を引き取るケースが増えていること、認知症や体力の衰えなどで動物の世話ができなくなった高齢者の相談が多くなっている、という現状を聞きました。
高齢者が飼育するペットの課題は、高齢者介護・福祉の側面からも解決を図っていくことが求められています。都における今後の施策展開を検討する上で、「さくらの里山科」の取り組みは非常に示唆に富む内容でした。
特養を運営する社会福祉法人「心の会」は平成12年から主に在宅介護事業に取り組んできました。その中で、ペットを飼っている在宅高齢者自らが介護が必要になったとき、ペットの世話に困る姿を数多く見てきました。泣く泣くペットを保健所に送り、その後、生きる気力を失って亡くなった人もいたそうです。
そこで、平成24年に特養を開設するにあたり、高齢者がペットと同居できるフロアを設け、「伴侶動物福祉」と呼ばれる独自の取り組みを始めました。2階にある4つのユニットを犬・猫それぞれと暮らせる部分とし、動物嫌いやアレルギーのある人との居住スペースを明確に分けました。
高齢者が飼っていた犬・猫と一緒に入居できるほか、高齢になってペットを飼うことをあきらめていた人に再びペットと一緒に暮らす場も提供しています。そのため、保健所に保護された犬・猫をボランティア団体を通じて引き取り、施設で飼育しています。
里親が見つかりにくい高齢や障害のある犬・猫、中型の雑種犬を積極的に引き取っています。これは動物の殺処分減少にもつながっています。
施設長の若山三千彦さんによれば、高齢者がペットをなでたり、一緒に遊んだりすることで、身体機能が向上するケースも多いそうです。また、感情
の起伏が少なかった人が、ペットの名前を呼び、自ら近寄っていくことで、生きいきとした感情が蘇り、認知症予防につながるなど、ペットと一緒に暮らすことでしか得られない効果があるようです。
犬と暮らすユニット、猫と暮らすユニットの生活の様子を見ましたが、犬・猫が普通の家庭と同じように自然に暮らしており、一緒に生活する高齢者の笑顔が印象的でした。職員についても、希望を募って動物好きの人を配置しているとのことでした。
高倉良生は先ごろ、東京・世田谷区にある都の動物愛護相談センターを訪問しましたが、飼い主の死亡や入院などによって同センターで犬・猫を引き取るケースが増えていること、認知症や体力の衰えなどで動物の世話ができなくなった高齢者の相談が多くなっている、という現状を聞きました。
高齢者が飼育するペットの課題は、高齢者介護・福祉の側面からも解決を図っていくことが求められています。都における今後の施策展開を検討する上で、「さくらの里山科」の取り組みは非常に示唆に富む内容でした。
2015年5月15日金曜日
動物愛護相談センターを訪問しました
訪問では特に、飼い主の死亡や入院などによって同センターで犬や猫を引き取るケースが増えていることや、認知症や体力の衰えなどで動物の世話ができなくなったなどの相談が多くなっていることについて、今後の対応を話し合いました。
動物が命を終えるまで適切に飼育する「終生飼養」の普及啓発や、飼い主の死亡などで行き場を失った動物を保護する手立てなど、具体策が急がれます。
来週は、行き場を失った動物を引き取って飼養し、高齢者へのアニマルセラピーも推進するなど「伴侶動物福祉」に取り組んでいる首都圏の高齢者施設を訪問し、意見交換する予定です。
2015年5月13日水曜日
台風6号に伴う水害を警戒
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