2014年3月31日月曜日

予算特別委員会で「アール・ブリュット」を取り上げました

3月13日、都議会予算特別委員会の質疑に立ちました。障がい者をはじめ、幅広い人たちが創作に取り組む「アール・ブリュット」という芸術を取り上げ、写真パネルを10枚ほど使いながら、舛添都知事に積極的な支援を訴えました。

アール・ブリュットは加工されていない「生(き)の芸術」という意味です。専門的な美術教育を受けたことのない人々が、既成の価値観にとらわれることなく、湧きあがる内面をそのまま表現する芸術です。

この芸術の発祥の地・ヨーロッパでは、障がい者のほか、社会的な生活困窮者、精神の病を持つ人など、さまざまな人が作品をつくり、いろいろな美術館で作品が保管・展示されています。

この発祥の地で、実は日本人作家の作品が大きな注目を集めています。この状況について、今回、写真パネルを使って紹介し、質問したのです。

2010年にパリで開催された日本作品展では10カ月で12万人が鑑賞に訪れました。その後、オランダ、イギリスと日本作品のヨーロッパ巡回展が行われ、昨年のロンドンでの展覧会では3カ月で10万人もの人が訪れました。

日本国内では、滋賀県がこの芸術の振興に取り組んでいて、近江八幡市にある「NO-MA」という美術館が有名です。東京では「愛成会」という社会福祉法人がヨーロッパ巡回展の事務局となるなど、頑張っています。

知事答弁の要旨は以下の通りです。


「高倉委員が非常に素晴らしい芸術、特にアール・ブリュットについて質問して下さったことを大変感謝いたします。私が40年前、パリに行ったときに、一番好きだった画家のひとりがジャン・デュビュッフェです。この人が提唱したのが、このアール・ブリュットです。高倉委員が質問するというので、久しぶりにジャン・デュビュッフェの本を読み直し、再認識させられました。
私は芸術文化で世界一の都市を目指したい。こういう方々の芸術は非常に価値がありますので、ぜひ2020年に世界中の素晴らしいアール・ブリュットを集める展覧会を、例えば東京都美術館でやりたいと思っています。
私はスイスにいましたが、ローザンヌにはジャン・デュビュッフェが集めたアール・ブリュットの美術館がありますので、そことも連携しながら、アール・ブリュットをさらに東京で進めたいと思います。」

環6の落合駅地下通路の完成式の出席しました

東京都が環状6号(山手通り)の東京メトロ・落合駅に整備していた地下通路が完成、3月31日に完成式典が開催され、事業を推進してきた高倉良生も出席しました。地下通路は4月1日から使用されます。

この通路は東京メトロ・落合駅の地下空間を活用したもので、山手通りと早稲田通りの交差点の中野区東中野4丁目側から斜め向かいの新宿側を地下で結ぶものです。新たに設置された東中野4丁目側の通路入口には、高齢者や障害者の利用を考慮したエレベーターも設置されました。

この地下通路の完成により、東中野4丁目や5丁目から上高田1丁目の区立白桜小学校に通う子どもたちの安全な通学路としても活用されます。子どもたちは従来、山手通りと早稲田通りを渡って通学していましたが、安全が大きく前進することになりました。

この地下通路の整備については、高倉良生が公明党中野区議団の白井ひでふみ区議とともに、都や中野区に要請し、推進してきました。

2013年12月20日金曜日

都営バスの無料Wi-Fiサービスが始まり、実際に乗車して体験してきました

都議会公明党が提案していた都営バスの車内無料Wi-Fi(公衆無線LAN)のサービスが、本日(12月20日)から「都01系統」(渋谷~六本木~新橋)などで始まりました。都営バス渋谷営業所のバスの中でサービス内容や利用方法の説明を受け、実際に路線のバスに乗ってスマートフォンやタブレットで通信を体験しました。

都交通局は都営バスへのWi-Fi機器の設置を進め、来年3月までに全車両(約1450台)でサービスを提供できるようにします。日常的に都営バスを利用する乗客へのサービス向上になるほか、外国人をはじめ観光客への利便にもつながり、さらには災害時の通信確保手段の一つにもなります。外国人観光客を対象に観光庁が実施したアンケート調査では、日本で観光中に困ったことの第1位として、Wi-Fiを利用できる環境が少ないことがあげられており、都の取り組みはそれに応えるものでもあります。

Wi-Fiサービスが利用できる都営バスには「ステッカー」が車の内外に張られています。利用するには、スマホやタブレットに表示されるWi-Fiの接続先「Toei Bus Free Wi-Fi」を選び、画面に従って登録を進めます。セキュリティを確保するため、登録には自分のメールアドレスを入力する必要があります。

接続は無料で、1回の接続で180分連続通信ができます。回数制限はないため、実質的につなぎ放題ということになります。高速での通信が可能になり、今日の体験でもスイスイと気持ちよく利用できました。
通信サービスを行うのは「NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社」。都営バスを借りて機器を設置する形になることから、同社はバス1台あたり月1500円を都に支払います。都の税金を使わず、都に収入もあり、利用者の利便性も図れる3拍子揃った取り組みになります。「docomo Wi-Fi」のアクセスポイントとしても利用できるようになっています。


渋谷営業所で説明を受ける高倉良生ら都議会公明党

運転手のすぐ後ろの天井近くに設置されたWi-Fi機器
 
Wi-Fiが利用できる都営バスにはこのステッカーが張られています

2013年12月8日日曜日

「アール・ブリュット」の発信拠点である滋賀県近江八幡市のボーダレス・ミュージアム「NO-MA」に行ってきました

障がい者の芸術作品や一般のアーティストの作品を並列して展示する「ボーダレス・アート」(境界のない芸術)の美術館として知られる「NO-MA」(滋賀県近江八幡市)に12月3日行ってきました。

近年、「アール・ブリュット」という芸術が注目されていますが、この芸術を発信する国内で最も有名な美術館です。

「アール・ブリュット」とは、加工されていない生(き)のままの芸術を意味し、専門的な美術教育を受けていない人が伝統や時代の流行などに左右されず、心の中から湧き上がる衝動のままに表現するものです。

日本の障がい者による素晴らしい作品が、国内だけでなく、ヨーロッパなど海外で大きな評価を受けています。

「NO-MA」は近江八幡市の重要伝統的建造物群保存地区の中にあります。古い古民家の風情を生かし、大変落ち着いた雰囲気の美術館です。

私が訪れた時には、「カソケキ+チカラ」という特別展が開かれていました。「アール・ブリュット」表現と、アーティストの表現を並列して展示し、特に微細で消え入りそうな存在感といったイメージを伝えていました。

私は「アール・ブリュット」の活動を全力で応援しています。東京にも、ぜひ、「NO-MA」のような美術館、発信拠点が実現すれば、と願っています。
 
美術館職員の方から説明を聞きました

作品が展示される館内の様子です