受付を済ませ、作業用の手袋やマスク、さらに放射線量を積算する機器を受け取って、センター3階に上がりました。会場はボランティアメンバーの熱気で汗ばむほどでした。
主な除染作業は、公園内の落ち葉、腐葉土、枯れ枝などの収集です。作業内容と注意事項について詳しい説明がありました。公園周辺の民家は除染が行われていますが、公園の除染を行わないと、それが流れていつまでも民家への影響がぬぐえない、とのことでした。
同センターからマイクロバスに分乗して弁天山に向かいました。私が所属したのは「Eグループ」。弁天山の西側の斜面が担当場所です。熊手やほうきを使って、落ち葉、腐葉土、枯れ枝を集め、それをビニール袋に入れていきます。ビニール袋はけっこうな重さになります。それを福島県の職員が運んでいきます。
この日の作業で私が受けた放射線量は「2マイクロシーベルト」。年間の許容量は1ミリシーベルトですから、同じ作業を500回できる計算になります。
除染はまさに「人海戦術」的な作業です。福島の除染作業を推進するためには、全国のボランティアの応援が不可欠だと実感しました。
都議会公明党は今年第1回都議会定例会で、東京からの積極的な除染ボランティア派遣を提案しました。東京は率先して福島県の除染活動に取り組んでいく必要があると思います。
k
堂