2012年11月22日木曜日

高倉良生は11月22日、都議会・防災都市づくり推進議員連盟の一員として、木造住宅密集地域の不燃化を先行実施地区として進めることになる豊島区東池袋4・5丁目を視察しました。

木造住宅が密集する同地区では、防災対策として「沿道まちづくり」事業が進められています。都は木造住宅密集地域の不燃化を促進するため10年プロジェクトを推進することにしており、今年8月23区内で先行して事業を実施するモデル地区を12地域選定しました。視察した東池袋4・5丁目地区のその一つです。

隣接する「造幣局」のところから、徒歩で同地区を見て歩きました。自動車が入ることができないような狭い道が続いており、道路と道路が交差する地点に防災広場として豊島区独自の「辻広場」と呼ばれるスペースが確保されているのが目を引きました【写真は辻広場の一つ】。

同地区の中を都電荒川線が走っていますが、線路沿いに道路・補助第81号線を設置するため、用地の確保が進められていました。また、既に木造住宅の建て替えが行われ、道路が拡幅された一画もありました。視察には、高野之夫・豊島区長が同行してくれました。

この日の視察では、災害時の火災延焼遮断帯の形成や、消防活動困難地域の解消をめざして20年がかりで整備された荒川区の都市計画道路補助第306号線の視察も行いました。