2012年7月7日土曜日

中野区内で地域防災に関するセミナーが開催され、参加してきました

東京・中野区の上高田区民活動センターで開催された地域防災に関するセミナーに、公明党の甲田ゆり子区議とともに参加してきました。

セミナーでは、まず、消防団のメンバーから、消防団活動、消火器の使い方、消火栓から消火用水を取るスタンドパイプの使い方などが紹介されました。また、災害のときに自分の命をどう守るかについてのお話がありました。

甲田区議は、自らの議会質問などを通じて実現してきた中野区の防災対策について詳しく説明しました。

高倉良生からは、防災対策として東京都が進める帰宅困難者対策や木造密集住宅地の不燃化対策の内容についてお話をさせていただきました。

東京都は、水道局と東京消防庁が連携して、従来の消火栓のほかに、木密地域の行き止まり道路などにある「排水栓」を今後、スタンドパイプを使って消火に活用する取り組みを進めています。

高倉良生も消防団の方々から説明を受けながら、スタンドパイプの使い方、消火栓のふたの開け方、栓へのパイプのつなぎ方などを学びました。

JR秋葉原駅の構内で福島県の復旧・復興を応援する産直市が開催されます


福島県の復旧・復興を応援する「ふくしま⇔東京キャンペーン 福島産直市」が7月11(水)~13日(金)、東京のJR秋葉原駅で開催されます。鉄道事業者や金融機関などと都が協力して実施するイベントです。

6月13日の都議会本会議で福島支援について質問したことに対し、都がJR秋葉原駅をはじめとする駅構内での産地直売市を行うと答弁していたものです。

会場は秋葉原駅1階コンコースで、開催時間は午前11時~午後8時(最終日は午後7時まで)。物販ブースでは、福島県の旬の野菜や果物、会津喜多方ラーメンやゆべしなどの名産品、赤べこなどの民芸品を取りそろえて販売します。

また、7月25日(水)~8月21日(火)には、JR上野駅中央改札外グランドコンコースの地産品ショップ「のもの」でも、このキャンペーンの福島産直市が開催されます(物販は午前11時~午後10時。土休日のみ午前10時~午後9時)。

2012年7月1日日曜日

「アクアマリンふくしま」の移動水族館車が東京・葛西臨海水族園へ。親子連れで大人気でした。

福島県いわき市にある県立の環境水族館「アクアマリンふくしま」の移動水族館車「アクアラバン」が昨日と今日の2日間、都立葛西臨海水族園(江戸川区)にやってきました。

大型トラックの荷台扉が左右に大きく跳ね上がると、荷台に設置された水槽が姿を表します。水槽には、ヒトデ、ウニなどのほか、小さなサメの一種や、イセエビなどが。直接、水の中に手を入れて触ることができ、子どもたちは歓声をあげながら大喜びでした。初日だけで3300人が訪れ、福島の関係者も「これほどの人数は初めて」と驚いていました。


移動水族館車のそばには、「アクアマリンふくしま」を紹介したパネルが設置されたほか、福島県の特産物を直売するブースが並び、来園者の人気を博していました。
「アクアマリンふくしま」は昨年の東日本大震災で津波の被害を受け、飼育生物の9割が死んでしまいました。生き残ったトドやアザラシ、小型生物が、全国7か所の水族館や動物園に一時引き取られました。関係者の懸命な復旧によって、昨年7月に「アクアマリンふくしま」は再オープンし、各地に避難していた飼育動物たちも「ふるさと」へ帰りました。


高倉良生は東日本大震災の発災いらい、繰り返し被災地を訪ね、復旧・復興に向けた要望を聞いてまいりました。今年2月に改めて福島を訪問した際、「アクアマリンふくしま」の橋本幸洋・副館長から「東京から以前のようにたくさんの見学者に来てほしい」との要望を受けていました。


そして今年6月13日の都議会本会議で、被災地支援の一環として「アクアマリンふくしま」への継続した応援を強く求めていました。これに対し、都からは「アクアマリンふくしま」を都民に積極的にPRする取り組みとともに、移動水族館の東京での展示が明らかにされていました。


被災地支援はこれからも引き続き取り組んでいかねばなりません。被災地以外での記憶の風化も指摘されている今こそ、積極的な取り組みが必要です。その際、人の心を元気にする文化の側面からの支援も重要です。今回の移動水族館車の東京での展示をきっかけに、さらに文化面からの被災地支援を具体化していきたいと考えています。

都議会公明党の提案で実現した都の「被災地応援ツアー」。さらに実施規模の拡大を。

私の大好きな映画のひとつが「フラガール」です。斜陽の炭鉱を救うため、炭坑マンの娘たちがダンサーになろうと苦闘する感動の物語です。舞台はご存知の通り、福島の昔の常磐ハワイアンセンター。なんというか、非常にいい映画ですね。私も炭鉱の生まれなので、ものすごく親しみを感じます。

福島県は大震災・津波・原発事故・風評被害…といくつもの災害が重なりました。基幹産業のひとつである観光も大きな打撃を受けました。少しでも福島の応援を、と私たち都議会公明党が提案して実現したのが都の「被災地応援ツアー」です。

福島・宮城・岩手などの被災地を旅行する都民等に一泊3000円を補助する取り組みです。昨年度は5万泊を予算化し完売、大好評でした。平成24年度も特に福島に限り「応援ツアー」を継続するよう私たちが提案し、継続して実施されています。今年度は1泊3000円補助を2万泊分、ほかに日帰りも1500円補助を1万5000人分。

今年度も非常に好評であるため、6月の都議会本会議でさらに予算を追加するよう訴え、現在、都が検討しています。

フラガールの皆さんは震災後、各地を回り、支援を訴えてきました。多くの人が福島に行き、被災地が元気になるよう、ずう~っと、ずう~っと応援していきたいと思います。