
障害のある人の中には、災害時や緊急の時、または日常的に「ちょっと手助けが必要」な場合に、コミュニケーションに障害があってそれを伝えられない人や、困っていることそのものを自覚していない人もいます。障害のある人が「ヘルプカード」を身につけておくことで、周囲の人が配慮や手助けしやすくします。
「ヘルプカード」の中には、氏名や連絡先のほか、配慮してほしいこと、手助けしてほしいことを自由に記入するようになっています。例えば、「耳が不自由です」「移動のとき誘導して下さい」「アレルギーがあります」「○○が苦手です」などを記入しておきます。
もし、あなたがまちの中で障害のある人が困っている状況を見かけたら、声をかけ、このヘルプカードの内容に沿った支援をして下さい。こうした輪が広がることで、障害のある人の安心につながっていきます。