IOC総会では、立候補3都市(東京、イスタンブール、マドリード)の最終プレゼンテーションのあと、IOC委員による投票が日本時間8日午前3時45分から行われました。
第1回の投票では、東京が1位となり、イスタンブールとマドリードが同数でともに2位となりましたが、過半数の票を得た都市がなかったため、イスタンブールとマドリードに対する2回目の投票が行われました。その結果、前評判の高かったマドリードが落選しました。
その後、東京とイスタンブールの決選投票が行われました。投票結果は、午前5時20分、IOCのジャック・ロゲ会長から発表されました。封筒を開けて開催都市が書かれたカードを出したロゲ会長から「TOKYO」との言葉が発せられたとき、会場の東京関係者が一斉に立ち上がり、「わあーっ」と歓声を挙げました。
この日、高倉良生は千代田区丸の内にある東京商工会議所ホールで午前1時ごろから開票を見守りました。東京開催が決まった瞬間、同ホールを埋めた人々からも大きな歓声が挙がりました。その後、決定を祝賀する式典が開催され、オリンピアンのメンバーらが壇上から感謝と喜びを表明しました。
午前10時からは都庁前の都民広場で開催都市決定の報告会が開催され、高倉良生も参加しました。広場には約3000名の都民らが集い、東京開催を祝いました。
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