第68回国民体育大会と第13回全国障害者スポーツ大会をひとつのスポーツイベントとして初めて開催する「東日本大震災復興支援 スポーツ祭東京2013」が9月28日開幕し、東京・調布市の味の素スタジアムで天皇皇后両陛下をお迎えし、国体の総合開会式が開かれました。高倉良生もスタジアムのスタンドから各都道府県の選手たちに声援を送りました。
1959年以来54年ぶりに開催される東京での国体は、多摩地域と島しょ部の運動施設を中心に各種競技が行われます。メーン会場の「味の素スタジアム」で行われた総合開会式は、午後3時半、都民公募で選ばれた創価ルネサンスバンガード・同ジュニアのきびきびとしたドリル演奏でスタートしました。ルネサンスバンガードは「2013 ジャパンカップ マーチングバンド・バトントワリング全国大会で」7年連続10度目の優勝に輝きました。
「ゆりーと音頭」や「沖縄伝統エイサー」「巨大文字の揮毫」などのプログラムが披露されたあと、天皇皇后両陛下がスタンドにご入場され、各都道府県の選手・役員団が次々とフィールドに入場しました。岩手・宮城・福島など東日本大震災の被災県の選手たちが入場すると、ひときわ大きな拍手が巻き起こりました。
今回のスポーツ祭東京2013は、今月7日アルゼンチンでのIOC総会で2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定した直後に開かれる全国規模のスポーツの祭典です。挨拶に立った猪瀬・都知事は東京招致の実現に全国から応援いただいたことに感謝の意を述べました。
国体は10月8日まで。続いて、全国障害者スポーツ大会が10月12日から14日まで開催され、熱戦が繰り広げられます。高倉良生は全国障害者スポーツ大会が開催されることから、バリアフリーへの配慮を強く都に要望し、各競技会場のトイレに視覚障害者のための音声ガイドシステムの設置などを推進してきました。