舟形町の「ふるさと特養整備構想」は、町の廃校跡地などを活用し、社会福祉法人の手で特別養護老人ホームを設置し、入所を希望する都内の高齢者を受け入れるものです。
東京23区での特養待機者は区平均で1350人にも上っているとされています。意見交換の中で奥山町長は「特養増設が難しい都内の待機者対策になる一方、舟形町にとって若者の雇用創出につながり、都会の問題と町の問題が一気に解決できます」と強調。「東京都や各区と協力して構想を実現したい」と高倉らに協力を求めました
奥山町長はまた、「夏のシーズンなどに都内の人に町に住んでもらって居住体験を重ねていただき、もし介護が必要になった時、希望する人に町の特養入所を選択してもらう方策もあるのでは」との考えも示しました。
高倉らは東京からの入所を受け入れている町内の老人保健施設を訪問して現状について懇談するとともに【写真2番目】、町内の特養も訪れ意見交換しました【写真3番目】。
さらに、特養の建設に無償提供する用地の一つとなる町立堀内小学校(今年3月廃校)の跡地の状況も視察し、町職員から説明を受けました【写真4番目】。