2013年11月15日金曜日

銀座で「東京ユビキタス計画」の効果を体験しました

高倉良生は11月15日、東京都が銀座エリアで進める情報インフラを通じたユニバーサルデザインの街づくり「東京ユビキタス計画」を視察し、普通のスマートフォンを持ってさまざまな街の情報を得ながらの街歩きを体験しました。この計画を都議会公明党は積極的に推進しています。

情報インフラ整備のモデルとして東京都が取り組むこの計画では、国際規格の「ICタグ」を街の中のさまざまな場所に設置。それにスマートフォンをタッチすると、地域の情報や道案内、観光ガイド、障がい者支援、災害時の誘導など多様なサービスにつながります。

この日の視察では「ココシル銀座」というスマートフォンアプリ(AndroidやiPhoneに対応)を使いました。銀座ならではの店舗・イベント・ニュースなど1万件以上の情報が提供されます。日本語のほか、英語、中国語、韓国語に対応しています。

お店の前に張ってある店舗タグにスマートフォンをタッチすると、お店に関する新着情報が音声とともに流れてきます。街中にある気になる建物にスマートフォンのカメラを向けると、それに関する情報が得られます。テーマに関連するスポットを巡るツアーもガイドしてくれます。

災害時に必要な情報を得るために、都の防災マップにもつながり、周辺の避難場所や帰宅困難者のためのステーションなどが分かります。

銀座エリアでの実験はスタートして8年目になります。その間の携帯端末やネット環境の進化のスピードはすさまじいだけに、時代を先取りするさらなる取り組みが求められています。

地下街でも目的地まで案内してくれます

街中にある「ICタグ」。ここにスマートフォンをタッチします
 
山野楽器前に張られている「店舗タグ」にタッチして情報収集
 
東京都防災マップから周辺の防災情報が得られます