2015年7月29日水曜日

仙台市にある「まちの工房 まどか」を訪問しました

7月27日、仙台市太白区にある障がい者就労支援施設「まちの工房 まどか」を訪問し、施設を運営する社会福祉法人「円」の毛利憲也理事長らと懇談しました。

この施設は仙台市の海辺に近い若林区にありましたが、4年前の東日本大震災で大津波のため壊滅。その後、現在の地で素晴らしい新施設として復興を成し遂げました。私は「復興を見届けるまで応援を続けよう」と訪問を続けています。

被災した「まどか」を知ったのは震災直後のことでした。「被災地に届けてほしい」と東京・中野区の高齢者施設の方々が作った大きな紙のコイノボリを公明党の鎌田城行・仙台市議を通じて「まどか」に届けました。当時、「まどか」は太白区の仮施設に避難し、障がい者の皆さんが細々とまゆ玉を使った工芸品「福幸だるま」を作っていました。

その後、「まどか」を訪問した公明党の梁川妙子・中野区議(当時)らが「福幸だるまの販路がない」と聞き、平成23年6月の中野区議会定例会で福幸だるまの販売支援を提案。田中・中野区長が直ちに対応し、中野区役所1階の福祉売店で販売がスタートしました。

中野区の販売支援はマスコミで大きく取り上げられ、その反響が「福幸だるま」の販売を大きく広げる結果となり、1年後の施設復興への大きな弾みになりました。当時の「まどか」の施設長は「中野の支援がなければ、こんなに早く施設が復興することはなかったと思います」と語っていました。

現在、「まどか」を利用する障がい者の方々は60名に増え、新たなサテライト施設も近くに設置されました。障がい者の方々は日々、ベーカリーカフェでの店舗・販売活動、クラフト工芸品の製作、Tシャツ・バッグなどのシルクスクリーン印刷のほか、企業見学・職場実習を通じた一般就労へのチャレンジに取り組んでいます。

7月30日には施設再建3周年イベント「まどか感謝祭」も盛大に開催されました。


2015年7月17日金曜日

不登校・ひきこもり・発達課題などを抱える若者たちの自立を支援する取り組みを見てきました

高倉良生は7月17日、都議会公明党の同僚議員とともに、横浜市にある「K2インターナショナルグループ」を訪問し、不登校・ひきこもり・発達課題などの若者の自立を支援する取り組み現場を見て回りながら意見交換しました。

生きづらさを抱える若者支援を1989年から続ける「K2」は、横浜市内を中心に16か所の拠点を配置し、「共同生活」「就労支援」「雇用創出」「学童・子育て」「不登校支援」「居場所づくり」など幅広い活動を進めています。また、オーストラリア・ニュージーランド・韓国にも共同生活寮や働く場を設け、留学プログラムや就労体験を展開しています。

若者の支援に取り組むスタッフ約100人のうち半数は、社会や学校に溶け込めず苦しんだ経験を持っており、自身の体験を通じて活動を進めています。

就労支援については共同生活寮を6拠点運営し、ジョブトレーニングや若者雇用の受け皿になる飲食店を5店舗運営しています。この店舗である「にこまる食堂」は、一食250円でおいしいメニューを提供しています。店舗スタッフの8割は「K2」で自立した卒業生です。

「にこまるソーシャルファーム」は共同生活寮で暮らしながら農作業ができる農園。育てた野菜で自らの食事を作るほか、作物を「にこまる食堂」の食材に活用したり、無人販売所で地域の人に売ったりしています。農作業は心の課題を抱える若者に大きな効果をあげているようです。

「K2]がめざすのは、不登校・ひきこもり・発達課題を抱える若者に「働く場」「住む場」「相談の場」を提供し、最終的には「自分の力で働きたい」「自立したい」という願いを叶えることです。若者自身だけでなく、子どものことで悩む親同士の交流の場も設けています。

心の課題を抱える若者が増加していると指摘されているなか、「K2」の取り組みは非常に示唆に富んでいます。各自治体でもひきこもり対策などを進めるうえで大いに参考にすべきです。


2015年7月13日月曜日

都立府中療育センター家族会の定期総会に出席しました

7月12日、東京都府中市にある都立府中療育センターで開催された第43回家族会定期総会に来賓として参加しました。同センターは重度の知的障がいと重度の肢体不自由を併せ持つ重症心身障がい児(者)に、医療と福祉を一体的に提供する施設です。

家族会の望月輝夫会長は挨拶の中で、①府中療育センター全面改築の着実な推進②施設利用者をケアする医師や看護師等の確保・専門性の向上③都直営によるセンター運営の継続――の三点を引き続き都に要望していきたいとの考えを述べました。

開設後、46年が経過した同センターは老朽化している上に狭く、全面改築は家族会の長年にわたる強い要望です。今年度、ようやく実施設計の段階に入り、平成31年度完成の予定で計画が進んでいます。高倉良生も全力で後押ししてきました。

都議会公明党を代表して挨拶した高倉良生は、全面改築について家族会の皆様の要望が十分反映され、スケジュールが遅れることのないようしっかりと推進していきたいと決意を述べました。

2015年7月11日土曜日

広島市を訪問し、土砂災害の復旧・復興状況について意見交換しました

高倉良生は7月8日、都議会総務委員会の一員として広島市を訪れ、昨年8月に発生した土砂災害の現場を見て回るとともに、復旧・復興状況について関係者と意見交換しました。

昨年8月20日、広島市を襲った集中豪雨は最大時間雨量121ミリにも及び、土石流やがけ崩れにより同市安佐北区・安佐南区で死者74人、負傷者45人という甚大な被害が発生、建物被害も4千749棟に及びました。

国や県の協力も得て総力をあげて復旧・復興に取り組んできた広島市は、今年3月に「復興まちづくりビジョン」を策定、安全安心に暮らせるまちの実現に引き続き全力をあげています。

高倉良生らは市の担当職員から被害状況などの説明を聴取したあと、最も大きな被害が発生した安佐南区八木地区の現場を訪れ、復旧状況をつぶさに見て回りました。現場には土石流の爪あとが生々しく残り、被災の甚大さを物語っていました。

広島市は、危険個所に砂防堰堤や治山堰堤の整備(国・県の施策として推進)をはじめ、避難路の整備、雨水排水施設の整備、住宅の再建支援を進めるとともに、土砂災害警戒区域などの指定を進めるとしています。

高倉良生らはこのほか、災害ボランティアの皆さんの活動状況や、今後の活動環境の整備に向けた課題などについて、同市市民局と活発な意見交換を行いました。

都内にも各所に急傾斜地が存在し、集中豪雨時にはがけ崩れなどの発生が懸念されます。広島市の対応に学び、都内で今後想定される災害への万全の備えに取り組んでいきたいと思います。