2017年9月21日木曜日

東京23区の大学の定員抑制等に反対する意見書を全会一致で可決

都議会は九月20日開いた第三回定例会開会日の本会議で、東京二十三区の大学の定員抑制などに反対する意見書を全会一致で可決した。国会・政府に送付される。

 国は今年六月、地方創生のための大学改革として、東京二十三区の大学の学部・学科の新増設、定員増を抑制する方針を決定。有識者による検討が行われており、年内に最終報告案がまとめられる予定となっている。

 しかし、この方針は、大学の教育・研究体制の改革・革新を滞らせ、大学の国際競争力を低下させるだけでなく、「人こそ資源」という日本の国益を損なうことになりかねない。

 意見書では、①地方創生の推進にあたっては、東京都と地方が共存共栄し、日本全体の発展に寄与する取り組みを支援すること②二十三区の大学の学部・学科の新増設や定員増の抑制にかかわる立法措置・告示改正などは行わないこと――を求めている。

2017年3月8日水曜日

都の婚活イベントに約3000人が来場

 東京都は3月4日、東京国際フォーラムで結婚応援イベント「TOKYO 縁結日(えんむす)2017」を開催し、約3000人の来場者でにぎわいました。昨年12月8日の都議会一般質問で私が提案していたものです。

 イベントでは小池都知事や加藤勝信・内閣府特命担当大臣(少子化対策)が挨拶したのに続き、元総合格闘家の髙田延彦氏の講演、イラストエッセイストの犬山紙子氏のトークショー、パネルディスカッションが行われました。

 また、会場では「印象アップ」「婚活カフェ」などをテーマにしたミニセミナーが開かれたほか、「出会い」「結婚生活」など多彩なブースが出展され、行列ができるなど大きな関心を集めていました。

 都は「今回のイベントは結婚したい人への支援や結婚の機運の醸成を行うことを目的に開催した。結婚を希望する人の背中を押すことができた。結婚支援について都として何ができるか今後も検討していく」としています。

 開会中の都議会第1回定例会の所信表明で小池都知事は、東京の島しょ部の観光振興策として、島を訪れる婚活を実施していく考えも明らかにしています。